参議院選挙と衆議院選挙の仕組み!

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衆議院選挙では、小選挙区比例代表並立制がとられています。

小選挙区では、一つの選挙区から1人しか当選しません。衆議院の定員は、475人です。衆議院選挙のときは、まず全国を295の小選挙区に分け、295人を選出します。

残り180人は全国に11ある比例代表区から選出されます。比例代表制では、各政党の得票率に比例して議席を配分します。

小選挙区制では、各選挙区から1人しか当選しないため、死票が多くなるというデメリットがあります。そこで、死票が少なく、少数政党も比較的議席を獲得しやすいというメリットがある比例代表制と合わせて行っています。

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参議院選挙では、選挙区選挙と比例代表選挙によって、議員を選出します。

定員は242人です。選挙区選挙では、都道府県を単位として146人を選出します。

比例代表選挙では、全国を1選挙区として、96人選出します。

衆議院小選挙区制では、各都道府県ごとに、1小選挙区を振り分けた後、人口に比例して、小選挙区が振り分けられていきます。単位はあくまでも小選挙区です。

選挙区では小選挙区制とは違って、人口に比例して都道府県の当選定数が決まります。そのため単位は、都道府県となります。

ポイント

衆議院選挙では参議院選挙よりも選挙単位が小さくなり、国民の声を反映しやすくなっている。