「それでも人生にイエスと言う」感想

これは地獄の運命を乗り越えた人が書いた本で、

その中の話で、こういうものがあった。

ある小さいアパレルショップの店員が言った。

「あなたは講演を行ったり、成功している。私は小さい店で働いているだけです。わたしの人生に意味はあるのでしょうか。」

フランクル博士は答えていった。

「何を言いますか。大切なのは人と比べることではありません。あなたが今いる場所で、果たすべきことを果たすことです。あなたの人生を全うすることです。大きな舞台で人生を全うしない人よりも、小さな舞台でも、一生懸命自分の人生を全うする人の方が偉大なのです。」

それを聞いた店員は思った。
「私はこれまで店の仕事がつまらないものだと言って、これも宿命だと諦めて嫌々ながら生きてきた。自分の人生を否定したり、逆らおうとしてきた。私は勘違いしていた。私は人生が私に求めることを果たさなくてはならないんだ。今まで宿命だと思ってきたものは、全部大切な使命だったんだ!」

フランクル博士はこうも言っている。
「人生の意味を問うてはならない。私たちは人生を生きて、それに答えていかなければならない。人生に私が期待できることを考えるのではなく、人生が私に期待しているものを考えなくてはならない。」

どんな人にも必ずその人だけの偉大な使命がある。
世界が人生があなたに任せていることがある。あなたにはやらねばならないことがある。名前も知らない人があなたをどこかで待っている。

それでも人生にイエスと言う

それでも人生にイエスと言う